認知症の主な原因となる病気とは

認知症を引き起こす病気は実に70種類以上もあるといわれています。もっとも多いのは圧倒的にアルツハイマー病によるものですが、この他にはどのような病気が認知症の引き金となっているのでしょうか。

●アルツハイマー病
1906年にドイツの医師、アルツハイマーによって発見された認知症を引き起こす疾患です。アルツハイマー病では大脳皮質の神経細胞が失われるために脳が萎縮していきます。顕微鏡レベルで観察すると神経細胞内部での神経原繊維の変化、神経細胞そのものの萎縮などが見られます。記憶などを司る脳の海馬と呼ばれる領域や大脳辺苑縁系のダメージが大きいため記憶障害などが最も大きな症状として現れます。

●脳血管性認知症
脳における血管が何らかの原因で障害を受けた場合に起ります。大きく「発作型」と「緩徐型」の2種類に分けられます。

発作型では卒中をきっかけとして麻痺や言語障害が現れるタイプです。病変部の大きさによっては発作直後から症状が起ります。

緩徐型では麻痺や言語障害などの症状が日を追って徐々に現れます。ビンスワンガー病などによるものが最も多いといわれています。アルツハイマー病と症状が酷似しているため往々にして間違われる場合もあります。

●レビー小体病
レビー小体病とはパーキンソン病の症状に加え幻覚と認知症の症状が現れます。

認知症はこの他にも多くの原因があるため老人ホームや自宅での介護の際には、原因に対応した適切な処置や介護が重要です。

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